岡庭健駐アラブ首長国連邦特命全権大使からのメッセージ

令和6年11月25日
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    この度、日本大使として着任した岡庭健と申します。
 
    日本とアラブ首長国連邦は、同国建国前から 、一貫して良好な関係を維持してきました。当初、石油を中心に発達した両国関係は、その後、他の様々な分野でも発展しています。現在、日本は、アラブ首長国連邦の経済多角化、技術革新、持続可能性に向けた努力に関して協力を拡大しています。
 
    中東地域におけるアラブ首長国連邦の重要性及び将来展望の共有を背景として両国は、「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアチブ(CSPI)」を立ち上げました。日本とアラブ首長国連邦が外交関係樹立50周年を迎えた 2022年以降、平和と安定、経済、持続可能な開発に関する協力を更に促進するため、協議を行っています。
 
    両国の関係は、国民レベルの長年の友好により支えられています。 COVID-19の流行期を除き、特に二国間のビジネスと観光において、二国間の双方向の交流は活発になってきています。こうしたこれまでの成果を踏まえて、両国の絆を一層強化するために全力を尽くしたいと思います。
 
    今回は、私にとって初めての中東赴任です。この数週間の滞在を通じて既に数々の発見がありました。両国の文化の共通性を思いがけず経験し、また、驚きをもって開発の速度を目の当たりにしています。
 
    どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
特命全権大使  岡庭 健