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2006年12月1日
書道家吉川壽一氏アブダビ訪問 12月1日、波多野琢磨日本大使は、著名な日本の書道家吉川壽一氏とUAEの書道家ムハンマド・マンディ氏を招き日本大使公邸で夕食会を開催しました。
吉川壽一氏は来年2月にエミレーツパレスで開催されるHCT主催の国際学生会議「Education without Borders 2007」で書道パフォーマンスを行うことになっており、今回会場の下見をするためアブダビを訪問していました。また、同会議において吉川氏とマンディ氏による書道のワークショップや両氏の作品展示会も検討されています。
吉川氏はマンディ氏に、「今後、自分がUAEで感じることを作品にするので、今後はマンディ氏にも日本に来てもらい、マンディ氏も日本で感じることを作品にしてもらえるとよい。日本では本格的なアラビア書道を目にする機会が少ないので日本でマンディ氏の作品展示会をぜひ実現させたい」と述べました。
マンディ氏は吉川氏に「自分は吉川氏にアラビア書道を教えるので、吉川氏も自分に日本の書道を教えて欲しい」と述べました。
夕食後、両者は約2m×5mの白地の布にまず吉川氏が日本語で、続いてマンディ氏がアラビア語で「愛」を描き共同作品を即興で作成しました。
2006年9月
アブダビ・シャルジャ歌舞伎公演のご報告 9月6日:アブダビ
9月6日、アブダビの国立劇場にて、また、9月9日、シャルジャの文化宮殿にて、アル・オウェイスUAE文化・青年・社会開発大臣の後援のもと、歌舞伎役者の二代目市村萬次郎氏とその劇団による歌舞伎公演が開催されました。UAEのみならず、中東湾岸諸国においても、初の歌舞伎公演となり、多くの観客の方々に来場いただき、大成功のうちに終了致しました。
萬次郎氏は、日本の人間国宝に指名されている十七代目市村羽左衛門氏の次男としてお生まれになりました。萬次郎氏は、男性だけが演じることのできる、つまり女性の役柄は男性役者により演じられる歌舞伎の世界において、女方の役者として活躍されています。
公演は、 1. 歌舞伎を鑑賞するための基本知識の紹介 2. 男性役者を女方につくりあげるための化粧の実演 3. 藤娘(舞踊)
の3部構成となっており、ユーモアを交えながら分かり易く歌舞伎が紹介され、観客の方々にも非常に楽しまれていました。
また、公演に先立ち9月5日には、アブダビ日本人学校の先生、生徒約40名が、会場の国立劇場を訪れ、市村萬次郎氏、市村潔子氏から歌舞伎について説明していただきました。生徒たちは、歌舞伎ならではの衣装、鬘について学ぶほか、舞台で「附け打ち」(役者の感情や動作を強調するためにつける効果音のこと。役者が走ったり、物を落としたりするときにも使われる。)をつけてもらいながらかけっこをするなど、楽しみながら日本の伝統文化について理解を深めることができました。
2006年7月
アラブ首長国連邦歌舞伎教室公演 9月6日:アブダビ
以下の通り、当地にて歌舞伎公演が開催されます。ご家族、ご友人をお誘い合わせの上、ご鑑賞くださいますようお願い申し上げます。
●アブダビ公演 午後8時から10時まで
●シャルジャ公演 午後8時から10時まで
※写真:市村萬次郎 「藤娘」 松竹株式会社提供
2006年6月
宮本いずみ氏によるクラシック・ピアノ・コンサート
5月27日、アブダビ文化財団に於いて、同財団、ヤマハ・ガルフ・ミュージック、トムスン・トレーディング主催、そして、アブダビ・コンサート委員会、日本大使館協賛にて、日本人ピアニストの宮本いずみ氏によるピアノ・コンサートが開催されました。宮本氏は、約1時間半に渡り会場を魅了、会場に詰めかけた多くの方が最後まで鑑賞してくださり、最後は会場からのスタンディング・オベーションをもって終了しました。
プログラム
宮本いずみ氏略歴
2006年5月
「日本の凧・独楽展」
4月19日から30日まで、アブダビ・モール3F「axiom telecom」前の展示スペースにて、日本の伝統的な凧、独楽を紹介する展示会を開催いたしました(UAE女性連盟、アブダビ教育委員会、アブダビ・モール、国際交流基金協力)。会期中、多くの方が会場を訪れたほか、アブダビTVその他のメディアにも大きく取り上げられました。
2006年3月
日本の対パレスチナ支援広報CM放映のお知らせ
今般、日本政府は、対パレスチナ支援に焦点をあて、中東和平プロセスに対する我が国の貢献をアラブ諸国にアピールするための広報CM(30秒)を作成しました。我が国が戦後瓦礫の中から復興し、経済大国になった歴史を振り返りつつ、パレスチナ人の国造りを奨励するとともに、平和の尊さを訴えることを目的としています。このCMは、以下の番組中に放映される予定です。なお、使用言語はすべてアラビア語です。
2006年1月
講演会「人間の身体機能を拡張・増幅する機能」
12月6日、筑波大学大学院の山海嘉之教授をお招きし、アブダビの文化財団において、「人間の身体機能を拡張・増幅する機能」(The leading edge of cybernetics-Robot Suit HAL)と題する講演会を実施しました。 また翌7日は、高等技術大学(HCT)アブダビ男子校において同校医療工学部の教職員、学生を対象に講演会を実施しました。講演後のアンケートには、講演会について「興味深かった、勉強になった」、「日本に対する認識に大きな影響を受けた」という回答が殆どで、「技術大国・日本」を紹介する良い機会になったと考えております。
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